経営の要諦とは

管理者になる際にマネジメントで気を付けるべきことでも、経営者になった際に必要となる経営哲学でもどちらでも構いません。

答えは3文字で、「納得性」です。人は、納得性が高まる場合には100%あるいは150%の力を発揮します。納得しないで仕事を行う場合は、「やらされ感」に支配され、低レベルの出力でいやいや業務を遂行することに陥ります。イコール会社の業績は向上しないことになりがち。とりわけ、アホな上司が、その仕事の重要性:緊急性をちゃんと説明することなく、権威勾配に胡坐をかいて、単なる命令を行った場合、言われた社員の面従腹背(表では従うふりするけど、本心ではまったく承服していない)は避けられません。「納得性」を語る際には、良く同列に「透明性」「説明責任」が並び語られますが、そこには大きな差異があります。「透明性」も「説明責任」も必要条件ですが、「納得性」は違い、心の持ちようになります。世の中で、管理的な職務に従事する人や、経営に携わる人はその違いを正しく理解して、自分の会社の従業員や部下の方々に接してもらいたいものです。これは、一番最初に入った会社の人事部の先輩に教わった考えです。長いビジネス期間においてこれを超える端的な経営ワードには出会いませんでした。ご自身が上の立場なら納得性をもたせるためにどういった説明や行動が必要か考え、まだ、指揮命令を受ける若手の立場であれば、自身の上司が、透明性を旨としてしっかりと説明責任を果たし、あなたの心に「納得性」を植え付けているかどうかを判定してみてください。できていない場合は、早めの撤収(転職)をするか、或いは、ダメな上司も大抵は3年程度で異動するので、それまで待ち続けるか、よく考えて行動してください。サラリーマンの良い点は、ダメな上司もいつかは必ずいなくなる、という一点にあります。「上司の悪口」を気心知れた友人と居酒屋で言い合うことは、サラリーマンの特権であり、また最高に楽しい娯楽です。時間さえ味方に付ければ、気がついたらダメな上司もいなくなっていますよ。

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