転職時を振り返って
今は転職が随分と普通に行われるようになりましたが、平成当時は、社会的な認知度がなく、周囲の当りはかなり厳しい状況でした。とりわけ、前職が人事の採用教育担当であったので、退職希望をなかなか言い出せず、送別会も開いてもらえなかった覚えがあります。但し、有志での送別会は渋谷のカラオケスナックでしてもらいました。退職に至るには、たった一つの理由からではなく、様々な条件が重ってそのような状況に陥ることが大半です。
①その会社に自分の未来がないと感じてしまった。
②ほかにやりたい事をみつかった。
③職場の人間関係が上手く行かない。
④給与が低く生活できない
⑤やめるきっかけ(トリガー)が発生した、など いくつかが重なると退職につながりやすくなりますし、自身の経験上もそのようであったと記憶しています。
⑤きっかけ、は人によって上司から、或いは取引先から叱責(注意)されたとか、知人に他企業への転職を誘われた、など様々あると思います。自分は、尊敬する上司が地元にUターンしてしまう事がきっかけでした。今でもその恩師とはお付き合いがあります。
①については、採用定着戦略(*後日詳細について触れます)をいくら頑張って立てても、離職が止まらない、と、現代社会と同様の悩みであったことを思い出します。定着施策を打ったとしても、苦労して採用した人材が次々にやめていく姿を見るのはしのびなく、精神的に限界であった事を思いだします。
当然、会社から引き留めもされるわけですが、その際に思い浮かんだことは、「人情にほだされて、退職を取りやめ、会社に残っても、誰も私の将来を保証してはくれない。自分の人生は自分で選択し、責任を取らなければならない!」という事でした。後日、大学講師として、自身の経験談を伝えた際は、この台詞は、学生さんたちの心に刺さったようです。
加えて、④についてもメーカー勤務であったため、給与水準は高くなく、先行きに不安を抱えながら、大好きな読書のための書籍購入もままならないこともあって、転職を決意しました。
尚、転職先の航空会社には幼稚園の頃から一緒の幼馴染が訓練生として勤務しており、そのお宅に呑みに行くと、「固まっていない会社だから面白い」と毎回のように話を聞きました。途中からこの幼馴染の会社に転職し、彼の驚いた顔が見たいと、ゲーム感覚で受験したことも緊張がほどけて良い効果があったのかもしれません。転職の合格通知を受け取って、直後にその幼馴染の自宅を訪れ、報告した際の、彼の顔はいまでも忘れられません。ダメもとで行動すると力が抜けてよいのかもしれないですね。
転職後の苦労話はまた別途!
カテゴリー3 ビジネスゾーン
転職ドッキリ大成功!

